俳優の山崎賢人が、今月7日からスタートするドラマ「トドメの接吻」(日本テレビ)で、ホスト役に挑戦する。ドラマ初主演となるこの作品は、「陸王」(TBS系)やNHK朝の連続テレビ小説「まれ」などで爽やかな若者の役が多かった山崎にとって新境地となる。
山崎が演じるホスト・堂島旺太郎は“欲しいのは愛なんかじゃない、目に見えるモノ、カネと権力だ”をポリシーにしたクズホスト。ある日、彼の目の前に個人資産100億円を持つホテル王の社長令嬢が現れる。彼女にターゲットを定めた時、突然謎の女が旺太郎の前に現れ、接吻を迫る。すると、旺太郎は呼吸困難、身体痙攣を起こし絶命するも、次の瞬間7日前にタイムスリップするという、今までにない“ホスト×SF”を融合した奇想天外なストーリーとなっている。
「山崎は今回のドラマに挑むにあたり『やるからにはとことん愛に歪んだクズ男を演じていけたらなと思います』と意気込みを語っています」(番組関係者)
そんな彼のホスト姿に、ネットでは早くも期待の声が数多く上がっている。「山崎賢人のホストかっこよすぎやん」「山崎賢人のホスト役のドラマ見る事の他に選択なしの如し」「山崎賢人がホストだったら騙されてもいいですもんww」などと、悲鳴にも似た黄色い声が寄せられているのだ。
ドラマの見所は、それだけではない。なんと謎のストリートミュージシャン役に菅田将暉、ホテル王・並木グループの社長の息子役は、去年「僕たちがやりました」(フジテレビ系)で人気を博した新田真剣佑だ。さらに「コウノドリ」(TBS系)に出演し、“最強ソルトフェイス男子”として話題になった宮沢氷魚や、映画「ミックス。」で注目を集めた佐野勇斗も出演する。この豪華キャストには「菅田将暉とか真剣佑とかいるしなに?!大量出血死できるレベル」など、イケメン好きは興奮冷めやらぬ様子。
今をときめく人気俳優が勢揃いのこのドラマこそ、ホストクラブそのものなのかもしれない。
(窪田史郎)