映画「シン・ゴジラ」や「君の名は。」が大ヒット、ピコ太郎の「PPAP」が世界的に流行した2016年に比べて、去年のエンタメ界は不作だったと言われている。そんな中でも人気を集めたのが、バブリーダンス。「ダンシング・ヒーロー」で、荻野目洋子と共にキレキレのダンスを披露していた大阪・登美丘高校ダンス部も「輝く!日本レコード大賞」で特別賞を受賞、紅白にも出場するなど華々しく一年を締めくくった。そんな登美丘高校ダンス部キャプテンが、高校卒業と同時に、伊原六花の名前で芸能界デビューする。
「8月に行われた日本高校ダンス部選手権に『ダンシング・ヒーロー』で出場。80年代のバブルメイク&ファッションでユーモラスなキレキレダンスを披露して準優勝。それ以来、話題を呼び、9月には同校ダンス部の密着取材が『スッキリ』(日本テレビ系)で放送されるや、キャプテンを務めている伊原の愛くるしいルックスに注目が集まっていました」(女性誌記者)
満を持しての芸能界デビューには期待の声が多いが、賛否両論あるようだ。
「ダンス部としてのパフォーマンスが評価されていただけに、『ダンスが好きでここまでこれたと思うのに、急にメディアに踊らされて芸能界に入っちゃうとかがっかり』『普通の高校生たちが頑張ってるから良かったのに』『学校がんばっていてしかも素人なのにめちゃ可愛いってところが魅力だから、いざ芸能界に入ったら魅力半減するわ』などという声や、昨年10月から事務所に所属していたため、年末にやたらテレビに出ていたのは事務所の力ではないかという穿った見方まで出ています」(エンタメ誌ライター)
事務所は瀬戸朝香を筆頭に、鈴木杏、勝地涼、北乃きい、広瀬アリス・すず姉妹も所属している。
「伊原は小学2年からミュージカルスクールに通い、演技の勉強もしてきました。目標は宮崎あおい。どんな役でも演じられる女優になりたいと抱負を語っています。ダンスで鍛えたセンスは女優としても大きな武器になるのでは」(前出・女性誌記者)
本格デビューは3月。今をときめく広瀬すずと、朝ドラで共演する日も近いかも?
(窪田史郎)