関西で人気のタレントでコラムニストの遙洋子が、大沢樹生と長男の親子関係不存在裁判に関して、前妻の喜多嶋舞を擁護するコメントを繰り出した。11月28日に放送された「胸いっぱいサミット!」(関西テレビ)にて、パネラーの遙が「あたしは喜多嶋さん側に立ちたいと思います」と宣言したもの。
これに対してパネラーの東国原英夫が、喜多嶋が酔った勢いで大沢に対し、長男が大沢の子供ではないと言い放っていたと指摘。「それは絶対言っちゃイケないでしょ?」と反論すると、遙は啖呵を切るように「言うたとしても、聞き流せや!」と放言だ。これには場が凍り付いていたが、このやりとりについてテレビ誌のライターが解説する。
「歯に衣着せない発言で人気の遙は、働く女性の味方という立場での著作も多く、今回の一件では喜多嶋側に立つのも納得です。世間の声が喜多嶋に厳しいのはむしろ好都合で、“女性の味方”という立ち位置を示すための典型的なポジショントークですね」
その遙は、喜多嶋が本当の父親と大沢との間で揺れ動いていた結婚前の状況について、「一か八かやいうて産んだ女の何が悪い!?」と絶叫。他のパネラーたちを絶句させていた。だが、そういった絶句も含めて、各パネラーのやり取りが見事にハマっていたと、前出のテレビ誌ライターは説明する。
「すべては予定調和なんですよ。遙が一人で喜多嶋派を受けて立つ姿や、東国原との丁々発止のやり取りは、まるで吉本新喜劇のよう。喜多嶋の二股に関して、遙が『同じ日に二人ということもあるんです』とコメントし、東国原が『ダブルヘッダー!?』と反応したやり取りは、まるでコンビ漫才を見ているようでしたね」
ともあれ、親子関係の裁判に関する同番組の結論は、VTRに出てきた「いちいち白黒なんていらんねん」という街の声だったのかもしれない。
(金田麻有)