一部スポーツ紙によると、NHKの登坂淳一アナウンサーが今月11日をもって同局を退局することがわかった。
登坂アナは1997年にNHKに入局。和歌山放送局から大阪放送局、東京アナウンス室、札幌放送局、大阪放送局、鹿児島放送局を渡り歩いた46歳のベテランアナ。公家を思わせる風貌と上品な語り口からネットでは「麿」の愛称で親しまれている。06年には白髪染めの使用を中止して白髪でテレビに登場し、大きな反響を呼んだ。
気になる今後だが、登坂アナは大手芸能事務所に所属し、フリーアナウンサーとして活動するという。10日発売の「週刊文春」は、今春の番組改編でフジテレビの夕方の新ニュース番組の司会に内定したと報じた。
「同誌によると、フジのニュース番組の視聴率は軒並み低迷。なかでも苦戦が続く夕方帯の『みんなのニュース』のテコ入れは急務だったといいます。そこで白羽の矢が立ったのが、登坂アナだったということでしょう。穏やかで紳士的な彼のことですから、主婦層からの支持を集められるとフジも踏んでいるはずです」(テレビ誌記者)
しかし登坂アナに関しては、よからぬ噂が流れたことがある。テレビ誌記者が続ける。
「17年2月12日に配信されたニュースサイト『デイリー新潮』が女性問題について報じています。記事によると、登坂アナは10年に札幌放送局に異動後、次は東京と見られていましたが、大阪放送局でした。将来のエース候補だっただけに放送関係者も意外に思ったそうです。東京に戻れなかった理由として記事では“女性問題”をあげていました。女性関係で芳しくない評判があったそうで、それが登坂アナの出世の妨げになったとか。ニュース番組を担当するにしても、時期が時期だけに局関係者は神経質になるのでは」
週刊文春の同じ号では、同局の秋元優里アナのW不貞疑惑がスクープされたばかり。登坂アナが二の舞にならないことを祈るばかりだが、いっそ2人で夕方のニュースを担当すれば、話題になることは間違いない?
(石田英明)