11月29日、人気時代劇の最新作「必殺仕事人2015」(テレビ朝日)が放送された。07年、東山紀之が主人公となってから7回目のスペシャル版で、TOKIOの松岡昌宏、Hey! Say! JUMPの知念侑李のジャニーズ勢が脇を固める作品だ。
「このシリーズは、時代劇らしからぬ演出が盛り込まれることがファンには有名で、『タイトルに“20○○”とつけている時点で現代劇』という定番のツッコミがあるほど。今回も現代的な言葉遣いが飛び交ったり、“ただいま~”と帰宅したりと、現代劇の匂いがプンプンしていました」(女性誌記者)
斬新な演出は毎度のこと。この程度のことでは少しも動じない必殺ファンが、今回色めきたった演出が殺陣のシーンだ。
「ゲスト出演で、琴の爪で相手を切り裂く“泣きぼくろのお宮”を演じた山本美月が、立ち回りの際に“ランニングマン”を見せたというのです。EXILEが多用する、走るようにその場でステップを踏むダンスです。一部の掲示板では、『わたしも見た!』『やってたよね?』とオンタイムで書き込まれ、盛り上がっていました」(芸能ライター)
華麗なステップでかく乱させられたのは、斬り合う相手ではなく視聴者のほうだったようだ。