子役でデビューしてから今年で20周年を迎える山崎育三郎。1月15日にスタートしたバラエティ番組「世界の村のどエライさん」(フジテレビ系)では初MCを務め、17日にはニューシングル「Beginning」をリリース。18日には自身の誕生日を迎え、19日には東名阪を駆けずり回っていたライブツアーの千秋楽を迎えるという多忙な日々を送っている。
彼がここまで活躍するようになったのは、2年ほど前からだ。
「15年10月期放送のドラマ『下町ロケット』(TBS系)で“バルブすり替え事件”を起こした真野賢作を演じていた頃は、まだ名前すら認知されていませんでしたから、テレビ画面を指して『あれ誰?』『なっちの彼氏?』といった会話がネット上でも交わされていました。山崎がなっちこと安倍なつみと入籍したのは同年12月29日。山崎が芸能界で大活躍するようになったきっかけはこのドラマでしたが、なっちとの結婚が契機で売れるようになったと勘違いしている人も多いようです。山崎は『ミュージカル界のプリンス』の異名を持つほど、もともと舞台で大人気の俳優で、今でもファンの間では王子様イメージを抱かれたまま。結婚していることは“なかったこと”にされているのだとか。アイドル界のプリンス木村拓哉が工藤静香の話を、音楽界のプリンス福山雅治が吹石一恵の話を一切しないのと同じく、ミュージカル界のプリンス山崎もなっちの話はNGのようです」(女性誌記者)
私生活を感じさせないのは、プリンスを背負う男の宿命のようだ。