いま「ビオチン」と呼ばれる成分がアラフォーからアラフィフ世代にかけて注目を集めているという。
ビオチンといえば、女優・奈美悦子が「掌蹠膿疱症性骨関節炎」と呼ばれる皮膚の病気を完治させたことで多くの人に知られるようになった成分。そんなビオチンは肌に良いのはもちろんのこと、最近では白髪予防にも効果が期待できると、研究が盛んに行われているそうです。
そもそもビオチンは、体内の肝臓や腎臓、筋肉などに存在しており、代謝を助ける働きをしています。ただ、喫煙や飲酒、不規則な生活などを繰り返しているとこの成分が欠乏することもあるそうで、不足しだすと抜け毛や白髪が増えるという説も。
また、不足すると糖代謝が進まなくなることで、筋肉痛や疲労の原因である「乳酸」が溜まりやすくなるため、常に疲労感のある身体になってしまうのだそうです。
ちなみにビオチンを摂取すると、皮膚炎の原因の一つ「ヒスタミン」の生成を抑制するともいわれいて、昨今多い「ヒスタミン中毒」などに対する研究も進んでいるようです。
そんなビオチンが多く含まれている食材は牛レバーや卵、牡蠣、ヨーグルト、ピーナッツなど。アンチエイジングフードとして積極的に取り入れてみてはどうでしょうか。