20日に最終回を迎えた連ドラ「下町ロケット」(TBS系)で、珍しく“悪役”を演じた俳優、小泉孝太郎の評価が右肩上がりだ。この秋の民放連ドラで一番人気となった同ドラマ、最終回も平均視聴率22.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と絶好調のうちに終了。この視聴率を牽引したのが、第2部「ガウディ計画編」から出演した小泉と言われている。
さわやかなルックスから“いい人”を演じることの多かった小泉が、今回は大胆にもクールな悪役。阿部寛演じる主人公の佃航平と敵対、手練手管を弄して邪魔をする。地上波テレビ局関係者は話す。
「とにかく憎まれっぷりがお見事。嫌みを一言放つだけで、本当に腹が立つ(笑)。最終回も最後の最後に登場して、鬼気迫る演技を見せた。業界内でも、『これから悪役路線でいったほうがいいんじゃないか』、とささやかれています」
2016年の小泉孝太郎は面白そうだ。