トーク番組で、大物俳優のドケチエピソードを暴露し、逆に自身の金銭トラブルが発覚してしまった永井大。華やかでリッチに見える有名芸能人でも、金銭に関してはシビアな面があるようだ。
芸能界のドケチタレントとして筆頭にあげられるのは、何と言っても松本明子だろう。「コンタクトレンズは片方しか入れない」「(49歳になっても)高校時代のアンダーウェアを今でも履いている」「破れたストッキングと新聞紙でブーツスタンドを作る」など、自ら発言しては共演者をドン引きさせている。
だが、年末に“空き家”をテーマにした番組に出演した際、両親が亡くなって10年も空き家状態の香川県高松市について「維持するために年間数百万円かかる」と明かしながらも、父からの遺言で「子供の世代までは残してほしい」といわれたからと売却しない決断をした。どうやら松本の場合は“ケチ”ではなく“倹約家”のようだ。
また丸岡いずみのドケチぶりも凄い。「(シャンプー後)リンスしたことがない、必要ないと思う」「家の近くに青汁を試飲できる店があって、朝夕はそこに立ち寄って飲む」。しかも3種類すべてを試飲するそうだ。もちろん「1度も買ったことはない」とドヤ顔で断言して、共演者を呆れさせた。
また、ドケチエピソードで強烈なのは、何と言っても堂本光一だろう。ある番組で「一回使った氷は冷凍庫に戻して、解けるまで使う」と発言。これには相方の堂本剛が凍りついてしまった。
意外と多い芸能人の“ドケチ”エピソード。その理由について芸能ジャーナリストは次のように分析する。
「正直何がきっかけとなって仕事がなくなるかわからないのが芸能界。売れているときは食事でも酒でもまわりが金を出してくれますが、売れなくなれば人もいなくなる。そんな漠然とした不安感から、貯蓄に走るのでしょう」
“一寸先は闇”の芸能界。とはいえ、金銭トラブルにはくれぐれもご用心を。
(李井杏子)