“競技かるた=百人一首”に情熱をかける女子高生たちの恋・夢・成長を描く人気コミックが原作の映画「ちはやふる」(上の句/3月19日公開、下の句/4月29日公開)のほか、第37回講談社漫画賞を受賞した同じく漫画原作の映画「四月は君の嘘」(2016年公開)で主演を務めるのが、若手女優の一人として活躍中の女優・広瀬すずだ。
そんな広瀬は女優業のほか、雑誌「Seventeen」の専属モデルとしても活躍しており、いまや10代女のコのファッションリーダーとしても注目を集めているという。
「同世代の女のコたちの間では、広瀬のツイッターやブログで紹介されるお気に入りの私服がかわいいともっぱらの評判です。時には買った店やもらいものかどうかなどの詳細も紹介されていて、ファッションの参考にしている女のコは多いようです」(ファッション誌ライター)
例えば、以前のブログ記事では、白いトップスは「109の地下のお店」で購入したとされ、ズボンとバッグはMOUSSY、靴下はWEGOで、パンプスは姉の広瀬アリスから「借りパク」したとコメントしている。
「MOUSSYはエゴイストの元カリスマ店員がプロデュースしているブランドで、デニムが特徴のちょっとメンズライクなプリントがある渋めのブランド。WEGOは古着屋からスタートしたというカジュアルなブランド。こうした手頃な価格帯のブランドのアイテムをコーディネートに取り入れているため、真似しやすいと評判だそうです」(前出・ファッション誌ライター)
どうやら売れっ子女優でありながらも“庶民派”な感覚が、同世代にウケているようだ。
「あれだけ稼ぎのある広瀬にしてみれば、もっと高価なファッションを身に着けたいところでしょうが、昨年のバラエティ番組内での裏方スタッフへの軽視ともとれる発言で『天狗になってる』と批判を浴び、あわや人気急落かという事態になった広瀬にしてみれば、私服もまた『天狗』にならぬよう気をつけねば…というところでしょうね」(芸能記者)
前述の映画作品も同世代の支持があってこそ。もうしばらくは“庶民感覚”を振る舞う必要がありそうだ。
(米沢のしろ)