4月7日、「開運!なんでも鑑定団 極上!お宝サロン」(BSジャパン)がスタートした。石坂浩二が「開運!なんでも鑑定団」を“円満”卒業して始まった新番組だけに、注目が集まっていた。
「石坂とテレビ東京の松丸友紀アナがMC。そこにコレクターであるゲストと鑑定士が登場し、お宝について話すという構成です。初回は石のコレクターである女優のとよた真帆と、バービー人形のコレクターが登場しました」(テレビ誌記者)
1時間で2組では、ちょっと間延びしそうな気がするが、評価はおおむね好評のようだ。
「地上波の鑑定団は、依頼人の紹介、お宝の出会い、鑑定‥‥と確立されたスタイルがありましたが、新番組ではお宝の紹介も丁寧ですし、コレクターがお宝についての見どころや魅力を熱く語るので、人物とお宝、両方の魅力が伝わりますね」(前出・テレビ誌記者)
元祖の「鑑定団」を初回から見続けている芸能ライターもこう語る。
「最近の鑑定団はお宝の金額が前面に出すぎている印象が強かったのですが、新番組はお宝そのものの価値、持ち主のこだわりについてじっくり扱っていました。石に興味がなくても、とよたがこうやって集め、こういう楽しみ方をして、こういう視点でコレクションしている、という“マニア心”がわかるだけでも楽しめました。コレクターと対等に話せる石坂はさすがです」
騒動のおかげで、石坂は美術品やコレクターとじっくり向きあえる、望む形の番組に出会えたのではないだろうか。
(大門はな)