あるアニメファンが昨年末に芸能界復帰を果たしたばかりの若槻千夏に敵意を剥き出しにしている。
若槻は15日に行われた「美少女戦士セーラームーン展」のオープニングイベントに登場。セーラームーンを意識した金髪ロングのツインテール姿を披露した。
小学生の頃からセーラームーンのファンだったという若槻は、今年2月に誕生したばかりの同作のファンクラブに入会しており、イベント時のテンションは高め。同作でおなじみの「月に代わってお仕置きよ」の決めポーズをとるなど、ノリノリの様子だった。
ところが、その若槻に憤慨しているというのが、セーラームーンのファンたち。ネット上の書き込みを見ると、「ゲッソリしすぎて気持ち悪い」「展覧会行く気が一気に失せた」「30オーバーのオバチャンにやらせるんじゃないよ」「“その後”のセーラームーンですか?」など、多くの人が「なぜ若槻が?」と納得がいっていない様子だ。
「同作の漫画連載、テレビアニメ放映期間は92年~97年ですから、若槻はガッツリその世代ということもあってゲストとして招待されたようですね。ただ、セーラームーン自体は中学2年生の設定ですから、若槻がセーラームーンを気取っていることにあまり気持ち良さを感じなかったようですね。美少女キャラは美少女キャラのまま生き続けてほしいということでしょう。現在は新作の『美少女戦士セーラームーンCrystal』(TOKYO MX)も放送されていますし、特に美少女好きの男性ファンが増えているとのこと。それでも、にわかではないですから若槻が批判されるほどのことではないと思いますが」(エンタメ誌ライター)
とはいえ、昨年10月頃に放送されていたソフトバンクのCMで小泉今日子が元セーラームーンに扮した際も非常にクレームが多かっただけに、ベテラン芸能人に美少女アニメキャラは求められていない。きっと、そんなムードがあるのだろう。
(佐伯シンジ)