道交法違反の疑いで逮捕された俳優・伊藤健太郎が過去に挙げていた“好きな映画作品”に対し、様々な反響が寄せられている。
伊藤は10月28日、渋谷区の路上でオートバイに衝突し、乗っていた男女2人に重軽傷を負わせるも、救護せずにそのまま現場から逃走。目撃者からの説得もあり、しばらくして現場に戻ってきたが、結果的にはひき逃げ事件として報じられる格好となった。
そうした中、東スポは10月30日配信の記事で、中堅プロダクションマネージャーによる「伊藤は車が好きで、自分で運転したがる傾向にあったそうだ。事務所の“稼ぎ頭”であるため、本人に『運転するな』と言える人も少なかった」との証言を紹介。また、昨年8月に出演した日本テレビ「ZIP!」では伊藤が好きな映画として人気カーアクション「ワイルド・スピード」を挙げていたことも併せて伝えている。
「『ワイルド・スピード』はスピンオフ含め全9作からなるアクションシリーズで、高級車を使ったド派手なカーチェイスシーンがウリです。街中で超速の暴走を繰り広げることも多く、あまりの人気ゆえに世界中で自動車の販売台数向上に貢献したとも囁かれるほど。もちろん、伊藤が起こしてしまった事件と“ワイルド・スピードが好き”なことは全くの無関係ですが、事件が自動車にまつわるものだったことから、ネットでは『今後はマイルド・スピードの安全運転でお願いします』『ワイスピ、とばっちりやん』『ミッションインポッシブルが好きでも不法侵入はしない』『好きな映画が“マッドマックス 怒りのデス・ロード”じゃなかっただけまだマシ』とのツッコミが寄せられました」(エンタメ誌ライター)
仲間との熱い友情劇や弱者を守りぬく男気なども多分に描かれている「ワイルド・スピード」だけに、伊藤には学ぶべきシーンも多いのではないだろうか。
(木村慎吾)