お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が11月1日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、ひき逃げの疑いで逮捕された俳優の伊藤健太郎について言及した。
伊藤とは6日公開予定の映画「十二単を着た悪魔」で共演している兼近。今回、衝突したオートバイに乗っていた男女に重軽傷を負わせながら、現場を立ち去った格好の伊藤について、「やってしまったことはダメなことですよ」とコメント。
一方で、事件をきっかけに伊藤の素行の悪さを指摘するニュースが多く報じられている点には、「すごく叩く風潮が今、流行ってるじゃないですか。この事件があってからも急に、実は調子乗ってた、みたいなのが急にどんどん出始めて。いや、前から言っておけよっていうのをすごい思います。後出し感がすごいエグいなと」と苦言を呈した。
また、実際に現場で仕事を共にした際の印象として、「共演した時は別にそんなことはないですし、誰かに対してそういうことがあったのかもしれないですけど、この状況は許さナイチンゲール。癒してほしい」と伊藤の振る舞いに問題はなかったと説明している。
「兼近の指摘する通り、伊藤が逮捕されるや否や、一斉に彼の人間性に元々問題があったのではないかとの報道が出ています。ただ、そうした悪評を生んでしまうのは本人の行いによるもので、スキャンダルを起こしても逆に普段の振る舞いから擁護されるパターンもあります。また、今回のケースが単なる不注意からの交通事故だけに留まらず、怪我人を放置して立ち去ったという事実がある以上、その人間性にスポットライトが当てられるのも致し方ないでしょう。兼近自身も人気がうなぎ上りだった2019年に週刊誌から過去のヤンチャを報じられ、世間から露骨な“手のひら返し”を受けてしまった一人。『前から言っておけよ』というのはそんな彼の心からの叫びなのかもしれません」(週刊誌ライター)
また、伊藤の素行の悪さについては事件前からも多く報じられてきた経緯があり、決して事件後に突然降って湧いたものではない。
まずは被害者へ誠意ある対応をし、少しずつ信頼を回復するしか方法はなさそうだ。
(木村慎吾)