「とにかく稼ぎたい!」「コロナ禍で減給になったから切実」など、お金をもっともっと稼ぎたいと思っている人は多いのではないでしょうか。しかし、ただひたすら仕事をすればいいというわけではないようです。お金持ちは、仕事に対してどのような姿勢で取り組んでいるのかをまずは知っておきましょう。
実業家である臼井由妃さんの著書「お金持ちになる男、なれない男の習慣」(学研プラス刊)によると、お金持ちは“反省と分析”をセットで考えるのだとか。ミスを犯すとそのミスを隠そうとし、次に言い訳を探し、言い訳の種が尽きると反省しますが、泣いたり土下座したり、誠心誠意反省している様子をパフォーマンスする人がいます。実はこれ、心から詫びているわけではないのです。だから、また同じようなミスを犯すというのです。
でも、「お金持ちは違う」のだとか。ミスを犯したら、もちろん反省はするのですが、言い訳しないで真正面から責任を引き受け、頼られる存在になるのだそう。失敗を反省し、その原因を的確に分析し、次につなげる行動をとるんですね。つまり、失敗しても、反省して分析して前へ進めば、お金を手放すことはないというわけですね。
また、米国公認会計士の午堂登紀雄さんの著書「仕事が速いお金持ち 仕事が遅い貧乏人」(学研プラス刊)によると、仕事が速い人間は、常に自分のコンディションが良好になるよう、生活習慣を整える行動が染みついているのだとか。例えば、寝不足を避けるために、深酒や深夜の娯楽は一切なし。翌日のパフォーマンスを考えて行動しているので、いつもパフォーマンスが高いそうですよ。それならお金も稼げますよね。
「どんどん稼ぎたい!」なら、これらのことを一つひとつ意識してみてはいかがでしょうか。