歌手でタレントの和田アキ子が11月14日放送のラジオ番組「アッコのいいかげんに1000回」(ニッポン放送)に出演し、TBS系「グッとラック!」から突如降板したフリーアナウンサーの小林麻耶について言及している。
小林は12日配信のYouTube動画にて、レギュラー出演してきた「グッとラック!」の番組スタッフからいじめの被害を受けていたと告白。すると、同日中にTBS側は同番組からの小林の降板を発表し、加えて、小林がマネジメント契約していた生島企画室も彼女との契約解除を報告していた。
立て続けに小林の周囲が慌ただしくなったことについて、和田は「小林麻耶さんはどうされたの?」と心配し、“いじめがあったかどうか”に関しては「今どき、うまく言えないけど、いじめってするのなかなか難しいよ。だってすぐ叩かれるもん」とコメント。小林の今後については「頑張っていただきたい」とエールを送っている。
「和田とTBSといえば、35年にもわたって『アッコにおまかせ!』でタッグを組むなど、その関係性は強固なもの。なかなか同局番組内でのいじめの存在について軽々しい発言はしづらいのでしょうが、“今の時代、すぐに叩かれるからいじめをするのは難しい”という旨の見解には、『叩かれるからいじめないって論理はおかしい』『これはイジメる方の意見ですね』『現実、いじめは“今どき”ではなく、大昔から続いています』『現時点で和田アキ子さんに対していじめをする方が居ないから分からないんだと思います』といった反論が寄せられました」(エンタメ誌ライター)
“ゴッド姉ちゃん”として数々の武勇伝を残してきた和田自身も、若手時代には女性の先輩歌手から楽屋で男性扱いをされるなどのいじめを受けていたことを告白していた。同様の経験を持つのであれば、もう少し小林に寄り添った表現をしてあげても良かったかもしれない。
(木村慎吾)