お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズのナダルが11月11日放送のラジオ番組「ナイツ ザ・ラジオショー」(ニッポン放送)に出演し、YouTubeチャンネルで実現したTKO・木下隆行との対談について言及した。
芸歴ではナダルよりも20年先輩にあたる木下だが、最近ではパワハラ騒動を謝罪したYouTube動画に対し、ナダルがバッドの低評価ボタンを押していたことが発覚するなど、2人の関係性は徐々に悪化しているという。
この日、同番組パーソナリティのナイツ・塙宣之から木下の謝罪動画にバッドを押した理由について質問されると、ナダルは「(動画を)見たらグッドが5000で、バッドが38万。謝ってるだけなのに何がバッドやねんと。僕がグッドを5001にしたところで何も変わらんし、だったら話題になるということで、“目指せ40万!”と」と説明した。
この、“ナダルが木下の動画に低評価を押した”とのエピソードは、相方・西野創人が暴露トークのネタとして様々な番組で紹介。すると、木下の方からYouTubeでのコラボ企画の提案が入り、ナダルには内緒で西野が2人の共演をドッキリで計画していた。
動画では巧みに西野がナダルから木下の悪口を引き出すと、それをカーテンのみで区切られた真隣の部屋で全て聞いていた木下がまさかの登場という流れとなり、ナダルが素で困惑するリアルなリアクションがお披露目された。
ただ、西野によれば、ようやく実現したコラボ動画は良くも悪くも“木下効果”が如実に反映されたものとなり、再生回数は伸びたものの、「僕らの動画では見たことない低評価の数。木下さんが連れてきたバッド。再生もバッドも伸びている」という。
「西野の指摘する通り、11月1日にアップされた『【因縁】TKO木下さんの悪口を言いまくるナダルの前に本人が現れた結果、、、』の動画は76万回の再生数を記録。コロチキがほぼ毎日投稿している普段の動画の平均再生回数が2万~5万回であることを考えれば、木下とのコラボは大成功ということになります。ただ、平均で50前後ほど押されてきたバッド数が、木下出演回だけは4300に激増。パワハラ騒動で総スカンとなった木下をゲスト出演させただけで普段の80倍以上も低評価が増えてしまったんです。また、動画コメント欄にも『ナダルとかクロちゃんはお金になる嫌われ方だけど、木下はシンプルに嫌われてる』『木下って全てが不快。ナダルの気持ち悪さとはまた違った気持ち悪さ』などの悪評も見られ、もはや数字を持っているのか持っていないのか分からない存在になりつつありますね」(エンタメ誌ライター)
再生回数も伸びるが、低評価も増やす。今の木下とコラボをするとこうした奇妙な珍現象に見舞われてしまうようだ。
(木村慎吾)