カンニング竹山が11月18日に放送された「バイキングMORE」(フジテレビ系)に出演。活動自粛を発表した歌手の近藤真彦の不貞騒動に対して本音を語り、波紋を呼んでいる。
番組はこの日、ジャニーズ事務所から活動自粛が発表された近藤について特集。コメントを求められた竹山は「正直なこと言うと、マッチはよくね? マッチさんはいいだろ? というのがある」と、自身の考えを語り始めた。
竹山は過熱気味の芸能人の不貞報道に対し不快な思いを抱いているのか、続けて「こういう事があると、すぐにダメだとなるけど、ここでそろそろ世の中の皆さん考えないと、法律違反でもなんでもない。いつまでもこんなことやってたら、おかしな世の中になっちゃうよ、というのがある。それでも規制したいなら、法律を作れ」とまくし立てた。
伊藤利尋アナから「民放では規定はある」と指摘されたが、竹山は「でも罰せられるとかではないじゃないですか」と、持論を譲るつもりはない様子だった。
竹山の意見にネットでは「過去に不貞問題起こした竹山が言っても説得力ないよ」「マッチならいいって何で?具体的に説明してみろ」「マッチの奥さん目の前にしても『マッチならいい』なんて言えますか?」「不貞を許さないと世の中おかしくなるって、意味不明だな」「竹山は昔テレビで自分の不貞報道を謝罪してたけど、本音では法律違反でも何でもないし、ふざけんなと思ってたんだろうね(笑)」などと、竹山の意見には否定的な反応が多数寄せられている。
「今回の『マッチさんはよくね?』発言を、“大御所なんだから報じるな”と捉える視聴者も少なくありません。ただ、竹山さんは一貫して芸能人の不貞報道には否定的な考えを貫いており、『間違いを犯した人を全部排除しようとする世の中になっていて、あまりにもそれが行き過ぎている』『一度間違いを犯した人は社会復帰できなくなる』などと度々警鐘を鳴らしています。相手がマッチでも若手芸人でも同じ姿勢なのでしょうが、いかんせんご自身が“不貞経験者”なので“自己保身トーク”のように映ってしまうのかもしれません」(芸能ライター)
竹山は2007年3月に2歳年上の女性と結婚したが、2年後の5月に「週刊現代」で20代女性との不貞を報道され、翌日の「アッコにおまかせ!」(TBS系)内で緊急謝罪した過去がある。
不貞報道に対する揺ぎないポリシーはわかるものの、どうしても過去の過ちが視聴者の脳裏によぎってしまうようだ。
(石見剣)