11月17日放送の「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)にゲスト出演した藤田ニコルの“背中を見せる”態度が注目を集めているという。この日はお笑いコンビ「かまいたち」の山内健司が、同番組でおなじみとなりつつある“玉吸い芸”を披露。下半身を脱ぎ、自らのお股を掃除機で吸うという、どうしようもなくお下品な芸だ。
「画面では大事なところをイラストで隠していましたが、スタジオではズボンを完脱ぎしており、文字どおりの丸出し。山内の大事なところが丸見えだったことでしょう。しかしニコルは『キャー!』とも『ヤだ~』とも言わず、身体をひねって客席側に背中を向けたまま身じろぎもしませんでした。一部の視聴者からは《にこるんがどんな顔をするのか見たかった》という感想も出ていましたが、彼女は山内のお下品芸に一切の反応を示さなかったのです」(テレビ誌ライター)
そんな態度を感じ取ったのか、司会の田村淳や他の出演芸人たちもニコルについて触れることは一切なく、ただひたすら山内をイジってばかり。お調子者の山崎弘也ですら「どうよ~、ニコルちゃん!?」と問うこともなく、ニコルは数分間にわたって空気と化していたのである。
「藤田は11月1日に出演したYouTubeにて、これまでの交際人数を『9人くらい』と告白。いまや22歳の立派な成人女性ですし、男性の局部などいくらでも見たことがあるはず。しかし今回の『ロンドンハーツ』では、恥ずかしがったり、逆に大人の女性らしい余裕を見せるたりすることもなく、山内のお下品芸を完全に拒否。人気のカリスマモデルとして『下ネタには付き合わない』という姿勢を明確に示しました。それはバラエティでも活躍するタレントとしては勇気ある行動であり、若い女性を中心にニコルの態度に対して『わかりみが深い』という共感が数多く寄せられているようです」(前出・テレビ誌ライター)
この手の芸に反応すると、山内や番組側には「ハラスメントだ」との批判が集まり、一方のニコルにも「いまさら上品ぶって」といった心ない声が寄せられる可能性も小さくない。それなら最初から一切の反応を見せないという徹底した姿勢は、他の女性タレントにとっても大いに参考になったのではないだろうか。
(白根麻子)