タレントの中川翔子が11月25日放送の「グッとラック!」(TBS系)にVTR出演し、ツイッターが実装を検討中だとされる「嫌いボタン」に対して拒否反応を示している。
現在導入されているハートマークの「イイねボタン」に加えて、真逆の意味合いを持つネガティブな「嫌いボタン」導入の可能性に関し、中川は「私は絶対ナシです。もしそれができたらツイッター辞めちゃうかもしれないですね」と反対の立場を示した。
かつては“ブログの女王”として君臨し、メディアを通してファンと交流する機会を多く設けてきた中川。現在では73万人ものフォロワー数を誇るツイッターを頻繁に更新し、手料理の写真や自作のイラストなどを公開することで、SNSを情報発信の場としている。
そんな中川だけに「ツイッターっていいなぁって。今年はコロナ禍だから特に改めて思った」と互いに興味のあるものをオンライン上でシェアし合えるツイッターの醍醐味を痛感。一方で、「嫌いボタン」導入説については「いやいやいや、どうした?」と疑問視し、「わざわざ“嫌い”って言いに行くって攻撃だと思う。いじめと同じこと」「“いいね!”ってし合えること、好きが共有できること。そういう使い方だけをしたい」などと見解を述べた。
続けて、「嫌いボタン」ではなく、むしろ「イイね」の10万倍の意味を込めた「好き×10万」ボタンの新設を願い、争いのないSNSを理想像としている。
「自分にとって同意しかねるツイートや、好みではない投稿に対して、スルーするのではなく、あえて“嫌い”だと表明できる機能の実装に疑問を表明した中川。もちろん、現時点ではまだ検討を噂されている段階ではありますが、ネットからも彼女の主張に対し、『どんなものでも好きな人もいれば興味ない人もいる。その2択で十分。嫌いだと言う必要ある? 攻撃する必要ある?』『嫌なら距離を取って相手にしなければ良い』『しょこたんさんのご意見ごもっともです』と同調する声が多く寄せられ、『“いいね”とは別に、少し思うところはあるけど…っていう場合に使える“一理ある”ボタンで実験してみたらどうか?』という指摘もありました。世間もまた余計な争いの火種となるような“嫌いボタン”の導入には否定的なようです」(ネット系ライター)
とりわけフォロワー数やインプレッション数の規模が一般人とはケタ違いである芸能人にとって、「嫌いボタン」の導入は大きな悪影響を被る可能性が高い。果たしてツイッター社は本当に「嫌いボタン」の導入に踏み切るのだろうか。今後の展開に注目したい。
(木村慎吾)