「ワーケーション」をご存知ですか?
ワーケーションは、「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた造語で、働きながら休暇を取る新しい旅行のスタイルなんだとか。ウィズコロナ時代の新しい旅行のあり方として、今後普及していくのでしょうか。
■ワーケーションならより気軽に旅行に行ける!?
ワーケーションは、ホテルやリゾート地などの休暇先でリモートワークを行うというもの。例えば、1週間リゾート地に滞在し、5日間は仕事をして休日の2日間は旅行に集中するといった楽しみ方ができます。
連続してまとまった休みを取ることが難しい場合でも、長期間のリゾート気分を味わうことができたり、カフェなど外でのほうが仕事がはかどる人が集中力を高めるのに活用できたりと、ライフスタイルに合った楽しみ方が可能。休日に多くの人が訪れる人気スポットに平日に足を運ぶことで、ゆったりとした気持ちで旅行を楽しむこともできますね。
感染症対策で旅行客が減り、経済的な打撃を受けている観光地の経済活動を活発化する目的でも注目を集めているようです。
■若者を中心に広まる予感!?
世界大手総合旅行ブランドの一つ『エクスペディア』が2020年8月、直近3年以内に国内・海外問わず飛行機での移動を伴う旅行に行った20~50代の会社員男女400名を対象に実施した調査でワーケーションの認知度を尋ねた結果、半数以上(54%)が「知っている」と回答したそう。
また、実際にワーケーションを経験したことが「ある」と回答した人は20代が多く(27%)、ワーケーションを「してみたい」と回答した人は20代・30代が最多で49%にのぼったとか。
一方で、「仕事とプライベートの切り分けが難しそう」「旅行先でまで仕事をしたくない」「(自身の仕事内容が)旅行先でできるものではない」という声も寄せられたそうです。
リフレッシュをしても仕事に支障をきたすわけにはいきませんし、緊急時の対応を職場と共有しておく必要もありそうですね。これからの季節はより感染対策にも力を入れて、仕事やプライベートを充実させていきたいですね。
(Nao Kiyota)