「女性自身」が12月6日、闇営業騒動で吉本興業を解雇されたお笑いコンビ・カラテカの入江慎也の近況を伝えている。
反社会的勢力への闇営業を雨上がり決死隊・宮迫博之やロンドンブーツ1号2号・田村亮らに斡旋した張本人だとして、2019年6月、スクープが出た直後に吉本から契約を解除されていた入江。カラテカというコンビとしての活動は事実上の解散に近い形となっているが、入江はその後、渋谷で清掃のアルバイトに汗を流すなど精力的に活動し、反省した様子を見せていた。
そして今年8月、ホームクリーニング会社「株式会社ピカピカ」を立ち上げ、同社公式サイトのサーバーが一時ダウンするほどの盛況となり、新たなキャリアをスタート。同誌は、スポーツ紙芸能記者による「もともと入江は芸人仲間より、青年実業家や社長などとの交流を深めていました。特に“お偉いさん”にかわいがられるんですよね。『闇営業』というミソはついたものの、それまでの人脈を生かして興した清掃会社は順調なようです。芸人時代にお世話になった業界人からの依頼も多いようですよ」とのコメントも掲載し、処世術とコミュニケーション能力に長けた入江のセカンドライフが波に乗っていることを伝えた。
記事では、「新車だと1200万円以上」もするという高級輸入車に乗りながら東京都内の人気ステーキ店を訪れる入江の姿が写真に収められている。ボリュームたっぷりのステーキを楽しんだ“入江軍団”について、同誌は「お会計は合計1万円。当たり前のように、入江さんが払っていました」との目撃談も紹介した。
「かねて“友達が5000人はいる”と豪語してきた入江は目上の人間の懐に入る術がズバ抜けており、芸能界でも明石家さんまや今田耕司のハートを鷲掴みにしてきました。さんまには著名アスリートの超レアな限定アイテムを走り回ってゲットし、プレゼント。ダウンタウンの松本人志には再三にわたって合コンのセッティングをするなど、それぞれの大御所が求めるモノを理解して献上することで人脈を広げてきたようです。新たに立ち上げた株式会社ピカピカについても、そもそも清掃の世界に飛び込んだキッカケは不本意なものだったかもしれませんが、その世界でもきっちりと結果を残すあたりは流石。波瀾万丈ながら、しぶとくサバイバル根性を見せつける入江について、ネットでも『ご本人の努力の結果』『これだけ短期間で巻き返すのはスゴい才能だと思う』『何か問題を起こしても芸能界にしがみつく人よりは雲泥の差で入江さんの方が良い』との賞賛が出ています。また『すぐYouTubeに逃げる芸人より好感持てる』と同じく闇営業騒動で批判を浴び、ユーチューバーへ転身した宮迫と比較する指摘も寄せられました」(テレビ誌ライター)
芸能界だけでなく、政界や財界などにも幅広いコネクションを持ち、携帯電話の登録メモリー数が上限ギリギリになったこともあるという入江。カラテカとしての復活にも期待したいが、今は払拭したい過去を“ピカピカ”に洗い流す作業に専念している最中のようだ。
(木村慎吾)