人はどんなときに人を好きになるのか? この法則を知っておくと、男性に近付きたいときに何かと便利です。
まず第1に“人は近くにいる人を好きになりやすい”といえます。なので、同じ会社の人などは一番恋愛対象になりやすいはず。最近ではコンプライアンス問題があり、なかなか社内恋愛のしにくい時代ですが、同じ会社の人なら毎日会うのでお互いに好意を持ちやすいのは事実なのです。あるいは、取引先や趣味のサークルでよく会う人なども、恋愛対象になりやすいといえます。
「でも、好きな男性は同じ会社でもないし、たまにしか会えないの」という場合は、意識的に会う回数を増やしましょう。いきなり2人で会うことを提案しにくいなら、大人数の会に呼べばいいのです。
「友だちとズーム飲み会をやるの。よければ参加しない?」という風にです。こうして男性との接点が増えて“いつも近くにいる人”になれば、恋愛に発展する可能性が高まります。
また“人は自分と似ている人を好きになる”ともいわれていますから、好きな男性に対して2人の似ているところをアピールするのも、好かれるためのひとつの方法です。好きな食べものや趣味、出身地など、ちょっとでも共通点があればどんどん話題にして盛り上がってしまうのが得策です。
「でも彼とは意外と似ているところがないのよね」という場合でも、あきらめないでください。なぜなら、人間には“自分とは逆のタイプに惹かれてしまう”という性質もあるからです。のんびりしている人がテキパキとした人を好きになったり、おおらかな人が細やかな人を好きになったり……。そして、違うからこそ、お互いを補い合ういい関係になりやすいともいわれています。2人に違うところが多いなら、お互いの違いを楽しめばいいのです。
好みの男性がいて、ある程度近い関係になったときには、あなたの気持ちを相手に伝えましょう。なぜなら、人間には“好きになってくれた人を好きになる”という性質もあるからです。これを【好意の返報性】といいます。真っ向から「好き」と伝えにくい場合には、遠回しに相手を褒めるという表現方法もあります。「あなたって気が利くわよね」などと、相手が喜ぶような褒め言葉をかけてみましょう。ふたりの距離がグッと近付くはずですから。
ちなみに、人間には“ルックスのいい人に惹かれやすい”という側面もあります。身だしなみに気を付け、自分に似合うファッションをチョイスするなど、見た目に気を配ると、恋愛成就率はより高まることでしょう。
(恋愛カウンセラー・安藤房子)