4月27日、赤坂御苑で恒例の「春の園遊会」が開かれた。各界から招かれた約1900人の中には黒柳徹子の姿もあり、天皇皇后両陛下との語らいで多いに盛り上がったという。
「両陛下は黒柳のところにいらして、昭和天皇の思い出話をされていました。黒柳は『窓際のトットちゃん』がベストセラーになった頃にも園遊会に招かれており、黒柳が『470万部も売れて、今度英語版も出るんです』と言うと、『よく売れてよかったですね』と昭和天皇が返され、爆笑が起こったことがあるんです。それを両陛下が思い出して『あの時はずいぶんみんなで笑いましたね』とおっしゃったそうです」(女性誌記者)
天皇皇后両陛下といえば、年2回の園遊会では毎回、さまざまなゲストにお声がけをされるが、お声をかけられるのは20人くらいで、相手は事前に決まっているという。
「両陛下はお声がけする相手の資料をあらかじめお読みになるのですが、資料をただ覚えているのではなく、ご自分の感想や思い出などもあわせて、ご自分のお言葉で心からおもてなしされています。ご高齢の両陛下の毎回のお心遣いには、本当に頭が下がります」(皇室担当記者)
そんなお姿も、国民が両陛下をお慕いする理由なのかもしれない。
(大門はな)