モデルでタレントの藤田ニコルが1月5日放送のTBSラジオ「アットホーム presents 藤田ニコルのあしたはにちようび」に出演し、タクシー移動が常態化していることを打ち明けた。
昨年から今年にかけて、日本中が“静かな年末年始”を過ごす中、藤田も自宅でゆっくりと寝正月を楽しんでいたとし、「たまには歩いてみようと思って」とスーパーへ買い出しに行ったという。
普段は買い物に行く際もタクシーを利用するという藤田だが、軽い運動も兼ねて、スーパーには徒歩で出発。すると、「自分の体力の無さにびっくり」と振り返り、「行きの段階で『ハァハァ』ってなって、全然歩けなくてびっくりしちゃった。帰りも荷物を詰めてタクシー乗っちゃおうかなと思ったけど、歩いて帰った。すごい息切れして情けなくなっちゃった」と自身のスタミナ低下を嘆いている。
日常生活においてタクシー移動が基本だという藤田のエピソードに対し、お笑いコンビ・タイムマシーン3号の山本浩司は「一気に主婦層がサーっと離れてしまいますね」とコメント。これに藤田は「一気に好感度下がるよね。いいよ、もう」と消沈していた。
また、「最悪、帰りはタクシーでいいけど、行きはダメ。走りなさい」と指摘されるも、藤田は「えぇー厳しい。いいの、お金の使い方は人それぞれ。私のスタイルに合った移動方法です」と今後もタクシー利用は継続する姿勢を貫いている。
「22歳にして、一般人とはかけ離れた金銭感覚に加え、それを実現できてしまうほどの潤沢な稼ぎっぷりを窺わせた藤田。昨年12月に出演した『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)では、タレントとしての好感度の高さに悩んでいると話し、世間からの期待を裏切らない為にも現在は“好感度下げキャンペーン”に取り組んでいると明かしています。今回のタクシーエピソードが、そんな藤田のキャンペーンの一環なのかは分かりませんが、意外にも世間からは『今のタクシー業界の景気を考えると、少しでも貢献してると見れば好感度は下がらないと思う』『自分で稼いでるんだからタクシーを好きに使えばいい。今のご時世、コロナ禍で経済が回らなくなりつつあるし、手持ちがある方達に使ってもらわなくては駄目だと思う』『ガンガンタクシー使ってやって。タクシー業界も苦しいだろうし』と好意的な反応が続出。好感度の低下を半ば期待していた藤田ですが、完全に逆効果となってしまった格好です」(テレビ誌ライター)
2020年は各放送局のバラエティ番組から引っ張りだこ状態で圧巻の人気ぶりを見せつけた藤田。タクシー移動はセキュリティ上の問題と、そんな奮闘した自分へのご褒美として割り切っているのかもしれない。
(木村慎吾)