手のしぐさ以上に深層心理が現れやすいのが、足の仕草といわれています。とくに、自分の意思でコントロールしにくいのが膝やつま先。自然と関心のある方向に向かってしまうのです。 例えば、上半身はあなたの方を向いていても、つま先が違うならその人にどんなに好かれたくても無理かもしれません。
また、座っているときの足の状態にも心理が現れます。例えば、足と足との間に程よい隙間があれば、リラックスしていて心を開いているというサイン。足を大きく広げて座っていたら、あなたより自分の方が偉いと思っていますし、あなたを恋愛対象というよりは自分の言うことを聞く相手として見ている傾向があります。
他に、足を軽く組んでいるなら、恋愛相手として好意をもたれている可能性あり。足を固く閉じたり組んでいたりしているなら、あなたを拒んでいる可能性が高いです。足を組みかえる動作が多いなら、楽しくないということ。貧乏ゆすりはイライラの意思表示……など、足だけでもかなりの心理を読み取ることができますよ。
ただし、足の仕草の情報だけに頼って、男性心理を判断し過ぎないことも大事です。他の身体情報と合わせて判断することで、より正しく男性心理を読み解くことができます。
例えば、足の仕草から「私は拒否されているのかな?」と感じたときには、男性の表情がブスっとしてはいないか、目が穏やかなのかきつい印象なのか、身体全体の動きがしなやかで穏やかなのかなど、さまざまな角度から男性をチェックしてみてくださいね。
そして何より、あなたの直感を大切にしてみてください。男性をパッと見た印象です。ポジティブでさわやかなら、彼は今、あなたとの時間を楽しんでいるということ。逆に、目が曇っていて楽しくなさそうなら、あなたへの愛情はあまり期待できないということです。
直感力と心理学テクニック。その両方を使って、ターゲットの男性に近づいてくださいね。
(恋愛カウンセラー 安藤房子)