いまは起業ブームといわれますが、中には“起業したくてもできない”という人も出てきているようです。では、どんな人が起業できないのでしょうか?
キャリッジウェイ・コンサルティング代表取締役である今井孝さんの著書「起業1年目の教科書」(かんき出版刊)によれば、アイデアを思いつく人は多いけれど、それを形にできる人は一握りなんだとか。なぜなら、それを実現するには他者の力を借りる必要があるから。1人ではできないことだからこそ、実現が難しいというのです。
ではどうすればよいのか。それは、「周りからのアドバイスを、理解できなくても受け入れてみること」。ダメならやり直せばいい、というスタンスでとにかく言われたことをやってみる。「でもできませんよね」と言い訳しないこと。これらのことが起業に関係してくるのは、想像に容易いことかもしれませんね。
また、衆議院議員の鈴木隼人さんの著書「なぜ、身のたけ起業で幸せになれるのか?」(マキノ出版刊)によると、お客様のニーズに柔軟に合わせられる人が成功するとのこと。お客さんが「もうちょっと、これ、こうだったら買うんだけどね」と言うのであれば、「うちはそれやらないんで」とは言わずに、それができるように努力する。その精神が必要なんだそうですよ。
起業のポイントをいくつか紹介しましたが、逆にこれらをできないことが“起業できない”理由であるといえます。もし起業を考えているのであれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。