視聴者の溜飲も下がった?
最近ではDAZNの冠番組「内田篤人のFOOTBALL TIME」も好評な、元サッカー日本代表の内田篤人が1月17日に放送されたバラエティ「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。社会的に賛否を招いている2人の有名アスリートに率直な意見をぶつけ、賛辞を集めている。
「1つは、大みそかの世界タイトルマッチで完勝したプロボクシングの井岡一翔選手のタトゥー問題。日本ボクシング連盟のライセンスを持っている選手が国内で試合をする際には許されていないタトゥーですが、井岡選手は左腕全体に彫られたタトゥーを隠さずに試合を行い、その後騒動に発展しました。考え方が古いなど著名人からも擁護の声は多く、また井岡選手自身も今後は海外で試合をすることを示唆するなど、意見は平行線のまま。そんな中、内田さんは日本ではイメージの悪いタトゥーをわかってて入れるのはかまわないとしながらも、『(ルール違反をしていて)言い返すのはよくない』と井岡選手を一刀両断。さらに『本当に必要なら生まれてくるときに入ってる。タトゥーはいらないんじゃないですか?』と本音をぶちまけて、視聴者から賛同を集めてましたね」(エンタメ誌ライター)
内田が放った「本当に必要なら生まれてくるときに入ってる」には「名言」「言葉までイケメン」と拍手が。そして、気持ちのいい“うっち─節”は井岡選手だけでなくあの先輩にも。
「ブラジル1部のボタフォゴを退団した本田圭佑選手の送別会動画ですね。コロナ感染拡大下での密な集まり、またチームで活躍できなかったこともあり、猛批判を浴びました。本田選手本人は騒動に謝罪しながらも、後悔はしていない、恥ずべきことはしていないとプライドを覗かせていましたが、内田さんはそれが本田選手らしいとはしながらも、『医療してもらっている人に何か思うところはないのかなと、個人的には思う』と厳しい表情で語り、『そういうところで広がったツケをぬぐうのはそういう方たち(医療従事者)になる』とバッサリ。ブラジルのほうが日本以上に医療崩壊がひっ迫していることも述べていましたね」(前出・エンタメ誌ライター)
日本代表の先輩、本田まで正論をぶちかましたうっちーは「忖度なしで言えることに感心」「解説聞いても内田は頭がいい」など、とにかく好感度アップ。逆に本田には「いまだに自分は大丈夫と思ってるとしたら情けない」と厳しい声が…。
コメンテーターにも忖度だらけの人が多い中、相手を恐れず自分の意見を言えるうっちー。今後はバラエティ番組で争奪戦が起こっちゃうかも?
(飯野さつき)