お笑いトリオ・東京03の飯塚悟志が1月29日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへSP」(TBS)に出演し、トリオの関係性やギャラの分配について言及している。
トリオの中でリーダーとツッコミを担当する飯塚は、「東京03の意外な秘密」の一つに“3人の異常なまでの仲の良さ”を挙げた。かつてショッピングモールで営業を行なった際、休憩中に3人で一緒に観覧車に乗ったこともあると告白。
大抵はリーダーで仕切り役の飯塚が3人での行動を提案するケースが多く、観覧車でも「景色、綺麗だねぇ」と積極的にその場を盛り上げていたという。
また、トリオにおけるギャラのルールについても言及。飯塚は、自身を含め、他のメンバーの角田晃広や豊本明長らに入った個別のギャラも「全部3で割ってる。ピンでの仕事も」と明かし、その理由として「ライブを主体にやっていきたいので、皆でやっていく為には、全員が潤っていないとできないと思って」と説明した。
「東京03は、コントをメインに勝負する芸人の中でも、特にネタ作りへの執念がズバ抜けており、脚本作りと稽古に相当な時間を割いています。その為、トリオ間格差によりメンバーの1人がアルバイトに追われるスケジューリングとなってしまわないよう、全てのギャラを3等分するルールが出来上がったようです。最近では、演技力に定評のある角田がTBS系大ヒットドラマ『半沢直樹』を始め、様々な映画にもピンで出演しており、逆に豊本は単独での仕事が比較的少ない状況ですが、トリオ独自のギャラルールに変更は無し。“ネタ作り第一”をモットーに掲げる東京03らしいこだわりが垣間見られ、世間からは『“全員が潤うように”って、なかなか言えることじゃない』『普通に考えて、ピンのギャラまで三等分はすごい』『きっと信頼関係がしっかりできてるんだろう』との指摘や、トリオ間の団結を作り上げたリーダー・飯塚にも『飯塚さんはいつも思うが、仲間想いで、後輩想いでもある。周りを思いやれる人間』といった絶賛票が寄せられています」(テレビ誌ライター)
若手時代はかなり尖りまくっていた一匹狼タイプで、所属する人力舎の中でも後輩から怖がられていたという飯塚。現在は愛するコントのクオリティーを高めるべく、頼れるリーダーとして角田、豊本から絶対的な信頼を得ているようだ。
(木村慎吾)