タレントのヒロミが2月2日、「バイキングMORE」(フジテレビ)に出演。引退を表明したお笑いコンビ・ザブングルの松尾陽介に対して“公開スカウト”を行った。
ザブングルは今年3月いっぱいで解散し、同時に松尾が芸能界を引退することが2月1日に報じられた。松尾の今後については、企画や制作など裏方の仕事に興味を持っているがまだ何も決まっていないという。
ヒロミは松尾の決断について「まあ色々考えたんでしょう。自分の人生ですから、やることいっぱいありますから」と語りながらも、「何やるんだろうな、俺んとこ来ないかな」と“勧誘”。実は現在、ヒロミの運転手をお笑い芸人の天津・木村が務めているが、近く専属でなくなることを明かし、その空いた枠に松尾を誘ったというわけだ。
ヒロミは「芸能界のことしかやったことないから、つぶしがきかないとか、芸能界のことしかできない、って絶対そんなことないから」とエールを送りつつ、「自分の中ではこういうことやりたいとか、松尾は楽しみなんじゃないですか。いつでも連絡ください、って感じです」と本気の“勧誘”であることを強調した。
ネットでは《ヒロミは相手の気持ちを理解した上で優しいコメントをするね。当たりはキツめだけど本質的にはとっても器が大きい人な気がする》《ヒロミさんも、昔誰かに恩を受けたのかな? だから、こういう気持ちになるのかもね》《ヒロミさんは、先輩としての優しさがあり、親身になっての発言でしょうね。素晴らしい》などヒロミの優しさに絶賛の声が殺到した。
「ヒロミも一度芸能界と距離を置いて、トレーニングジムの経営などに携わっていたのは周知のとおり。経営者として仕事をするうちに優しさや労いの気持ちを持つようになったと語ったこともあります。天津・木村がヒロミの専属ドライバーをしていたのも、妻子がいるのにお笑いの仕事が減って困っていたところをヒロミが心配して雇ってくれたと木村本人が語っていますが、松尾に対しても同じような気持ちなのでしょう」(芸能記者)
ヒロミのような先輩がいるだけで松尾は次のステージでも頑張れるだろう。
(柏原廉)