放送中の深夜ドラマ「ゲキカラドウ」(テレビ東京系)で、ジャニーズWESTの桐山照史が初めての単独ドラマ主演を務めている。
桐山は関西ジャニーズJr.時代の2008年に「ごくせん」(日本テレビ系)第3シーズン主要メンバーの座をオーディションで獲得。ずば抜けた演技力の高さが話題となった。2015年下半期放送の朝ドラ「あさが来た」(NHK)では、大同生命初代社長の広岡久右衛門正秋をモデルとした白岡榮三郎を好演。ネイティブな大阪弁と骨太な演技から、「ジャニーズとは思わなかった」という声が数多くあがったほどだ。
「関西を拠点とするジャニーズタレントの中では“ドラマ班の筆頭”と呼ばれていた桐山ですが、最近になって同じジャニーズWESTの重岡大毅にその座を奪われてしまった感があります。重岡は2019年7月期放送の『これは経費で落ちません!』(NHK)で多部未華子とかわいい恋人同士を演じてその演技力が高く評価されました。翌年1月期放送の『知らなくていいコト』(日本テレビ系)では闇落ちする吉高由里子演じるヒロインの元カレを怪演。昨年末には単独主演で1話5分、全10話からなる『悲熊』(NHK)でクマの着ぐるみを着用し、やたらと悲しみを感じてしまう子熊をかわいらしく好演。再放送を望む声が数多くあがっているようです。かつて関西圏出身ジャニーズの中ではいちばんの演技派と呼ばれていた桐山には、ぜひとも『ゲキカラドウ』で役者としての底ヂカラを見せてほしいですね」(女性誌記者)
大阪本社から東京支社に異動してきた中堅飲料メーカーの営業マン・猿川健太を元気かつ丁寧に演じている桐山。このドラマが桐山の代表作になるよう頑張ってほしいものだ。