長引くコロナ禍の子育てで“やめたこと”

 2回目の緊急事態宣言が首都圏を中心に発出されてから、未だ先がみえない日々が続いています。そんな中、子育て世帯は新しい悩みを抱えているようです。

 小学館が2021年1月、0歳から12歳の子どもを持つ全国の『HugKum』WEB会員(男女)838名を対象に実施した調査では、2回目の緊急事態宣言が首都圏中心に発出されてからの子育てにまつわる意識の変化や不安、悩みについて尋ねたそう。その中で、「お子さんの生活や教育でやめたこと(延期を含む)はありますか?」という質問に多く寄せられた回答TOP3は、「友だちとの家遊び」(374票)、「外遊び」(103票)、「習い事」(71票)だったそう(「その他」を除く)。

 人が集まる場所への参加を控えているという意見が多く、外遊びでも「遊具は触らないようにしている」などの声が寄せられたとか。子どもだけでなく、ママたちが「子育てサロンや支援センターに行くことや、育児講座や親子向けイベントの参加を控えている」という声もあったそうで、子どもたちにとってもママたちにとっても、ストレスのたまりやすい生活が続いているようです。

 さらに、同調査で「お子さんの生活や教育で、新しく始めたいけれど、今は迷っていること」を尋ねた結果、多く寄せられた回答TOP3は、「習い事」(231票)、「友だちとの家遊び」(163票)、「外遊び」(90票)でした。どれもコロナ禍で“やめたこと”として挙げられた項目で、子どものために「本当は続けたい」「できれば再開させたい」という気持ちもうかがえます。

 成長期の子どもを育てるママたちにとって、子どもの健全な成長を促す遊びや学びを制限することは、コロナ禍であっても不安を伴うこと。一時的な我慢として徹底した外出の自粛が、対策を徹底したコロナとの共存の模索に変わり、今、どのように再開へと進めるか、多くの人が迷い、悩んでいるようです。

 コロナ禍の収束を実現し、子どもたちに安心して多くの経験をさせるためには、一人ひとりの意識と行動で感染者数を減らすことが欠かせません。子どもたちの自由な遊びや学びのために、できることを確実に取り組んでいきたいですね。

(Nao Kiyota)

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