俳優の森山未來が「第75回毎日映画コンクール」で男優主演賞を授賞。2月17日に行われた表彰式に“意外な手段”で出席し物議を醸している。
森山は映画「アンダードッグ」でボクシングの元日本ライト級1位でありながら“かませ犬”としてリングに上がり、現役に固執する崖っぷちボクサーを熱演、その演技が評価され10年ぶり2度目の同賞受賞。授賞式では「自分をひとつ底上げできたのではないかと思う」と作品に参加した意義を語った。
また当日は自転車で会場に訪れたといい、その理由については「近い」からと明かすと、司会のフリーアナウンサー・生島ヒロシも「自転車で来た人、たぶん初めてですよ?」と驚きを隠せなかった。
「森山は今作ではクランクインの1年前からボクシングのトレーニングを積み、実際にプロテストも受けました。また、舞台でドラァグクイーンを演じるため、“キャラクターの性格を考えたらやりそう”という理由から約1カ月間、都内の公園でテント生活を送ったことも。プライベートでは携帯の麻雀ゲームにハマりすぎ、やめるために約15年前から携帯電話を持たなくなったなど、さまざまな変わり種エピソードを持っています。ネタ作りのためや奇をてらったわけでなく、単に“家から近かった”という理由で自転車で来たというのも森山らしいですね」(芸能記者)
ネットでは《実際、都内であれば自転車移動の方は結構いるだろうけれど表彰式にまでとは森山さんの人柄が出てて素敵ですね》《昔から飾らないところが好感持てます》《凄くいい俳優さんになられましたね。唯一無二の存在感です》など、森山への好感の声が続出。
物事に熱中する性格と役作りへのストイックさが森山の変人エピソードの原因のようだ。
(柏原廉)