今年7月に放送されるフジテレビの月9ドラマが桐谷美玲主演の「好きな人がいること」に決定。
桐谷にとっては初の月9主演だが、爆死続きのフジテレビも旬な女優に命運を託した形だ。しかし、ここ最近、同枠のドラマ自体の視聴率が奮わないことや、昨年11月に放送された桐谷主演の「アンダーウェア」(フジテレビ系)で低視聴率を叩き出していることから、始まる前から爆死濃厚という見方が充満している。
ただ、そんな中でも「数字は関係ない」と言わんばかりに、同作の放送を待ち侘びている若い女性たちもいる。
その理由はもちろん、主演の桐谷の脇を固める旬なイケメン俳優たちの存在だ。山崎賢人、三浦翔平、野村周平という「これでダメなら誰を出す?」と言うほど、今グイグイ来ている若手俳優をなりふりかまわず大集合させているからだ。
「今回、この3人は“イケメン三兄弟”としてキャスティングされ、桐谷とひとつ屋根の下で生活していくという女性の立場からすれば、夢のようなシチュエーション。これで視聴率が伸びないなら、もう次の手はないと言われているほどです。山崎といえば、14年公開の主演映画『L・DK』で披露したことがきっかけで、“壁ドン王子”として人気を博しました。三浦も1月クールに放送された深田恭子主演ドラマ『ダメな私に恋してください』(TBS系)で演じた最上大地役で女性たちのハートを鷲づかみに。同作でブレイクしたディーン・フジオカにも負けない人気を獲得し、“最上くんロス”と呼ばれる現象が巻き起こったほど。野村は昨年夏の月9ドラマ『恋仲』でのブレイクが記憶に新しいですね」(エンタメ誌記者)
放送を待っている女性たちからは「露骨なイケメン攻めだけどファンタジーとして楽しめそう」「とりあえず見てみる」「桐谷美玲が誰とも(私生活で)縁がなさそうだから安心」「これだけイケメンが揃うならストーリーがC級でも耐えられそう」など、やはり彼らの“顔面”に圧倒的な期待が高まっているようだ。
子供たちの好物で例えるなら、ラーメン、カレー、ハンバーグを取り揃えたかのようなイケメン祭り。いくら好きでも、見ているうちに胸焼けを起こさなければいいのだが‥‥。
(田村元希)