長期保存が可能なサンマの蒲焼きやサバの味噌煮、焼き鳥、コンビーフなどの「缶詰」と、さまざまな料理に活用できる使い勝手のよい「卵」。これらが冷蔵庫にあれば、手軽におかずの1品ができちゃいます。時間のない日や、お弁当のおかずなどにオススメですよ。
■缶詰は卵でとじれば1品に
味がしっかりついている缶詰は、時短レシピにうってつけ。缶詰のままでは物足りない場合は、卵でとじると彩りよくボリュームもアップします。缶詰の中身と卵(缶詰1つにつき、卵2~3個)をボウルに入れて混ぜ、油を熱したフライパンでお好みの加減で炒めます。
親子丼のようにしたい場合は、缶詰の中身をほぐして醤油・酒・みりん(お好みで砂糖)で煮込み、卵でとじましょう。肉や魚の缶詰と卵を合わせるとたんぱく質が豊富な一品になり、主菜としても引けを取りません。
■野菜やきのこを足すともっと美味しい
玉ねぎの細切りやキャベツ、ニラ、舞茸やしめじなど、野菜・きのこ類は卵とじによく合います。食べ応えをアップさせたい場合や、副菜いらずの丼物にしたい場合にオススメ。具材に火を通し、しんなりするまで炒め(煮込み)て卵でとじれば完成です。
■スープにも応用可能
お好みの味付けで缶詰を入れたスープを作り、最後に卵を入れてふんわりと混ぜれば、かき玉スープが完成します。スープは、野菜やきのこを入れて具たくさんにするのがオススメ。おかずのボリュームが少ないときに、缶詰かき玉スープを合わせてバランスを整えましょう。
おかずの1品やスープに応用しやすい缶詰と卵を冷蔵庫に常備しておくと、疲れた日でも複雑な献立を考えずに料理を完成させることができます。ぜひ、時短や家事の負担軽減に役立ててくださいね。
(Nao Kiyota)