人気ドラマ「その女、ジルバ」(フジテレビ系)で、熱い注目を浴びているベテラン俳優がいる。
池脇千鶴演じる主人公・新が務める超熟女バー「OLD JACK&ROSE」には、80代のくじらママ(草笛光子)を始め、戦中戦後の激動の時代を生き抜いたパワフルな人生の大先輩が何人も在籍している。そして、この店でマスターとして長年支えてきたのがベテラン俳優・品川徹が演じる蛇ノ目幸吉。静かな佇まいの中に貫禄を漂わせ、新や従業員を温かく見守るその姿が「カッコいい」と人気が急上昇中なのだそうだ。
「OLD JACK&ROSE」は、初代ママ・ジルバが苦労の末にブラジルから帰国して開いた店。ここで幸吉はジルバと苦楽をともにして、さらには10歳以上年上のジルバと恋仲にもなるなど秘めたロマンスも描かれてきた。長身、年齢を感じさせない背筋の伸びた姿勢、白いワイシャツ・黒いベストに蝶ネクタイというバーテンダーのいでたちでシェイカーを振る姿に、思わずうっとり見とれてしまう女性視聴者も多く、ネットでは「ジルバのマスターめっちゃ好きなんやけど。イケオジやん」「ジルバのマスター、ほんとかっこいいなあ」など、胸をキュンキュンさせられているようだ。
「現在85歳の品川は、北海道・旭川市出身。若い頃は劇団自由劇場、劇団転形劇場など小劇場に所属していました。1999年に放送された『元禄繚乱』をはじめ『おんな城主 直虎』(2017年)など多くのNHK大河ドラマに出演したほか、2003年にはドラマ『白い巨塔』(フジテレビ系)で大河内教授を好演。己の正義を貫く重厚な演技が評判となり、名バイプレイヤーの仲間入りを果たしました」(テレビ誌デスク)
まさにいぶし銀の魅力たっぷりの品川。こんなイケオジのバーテンダーがいたら、メロメロに酔ってしまうこと間違いなし?
(窪田史朗)