好きな人とせっかく付き合えたのに、すぐに別れを告げることになってしまうなんて寂しいですよね。実は、恋が長続きしないカップルには、ある共通点があるのをご存じでしょうか。恋愛を楽しんでいるからこそ、相手との関係を壊してしまうその行動とは?
■相手を理想の人だと思い込んでいる
交際がスタートしたときには、相手のことを理想の彼氏だと思っている人も多いでしょう。ですが、実際に理想の彼氏かどうかは、付き合ってからでしか判断できません。むしろ、最初から理想の彼氏であることは少ないでしょう。理想の彼氏と付き合えたと浮かれてしまうと、ちょっとした欠点が目に付きやすくなります。そして、欠点をみつけるたびに、減点方式で相手を判断してしまうのです。
■努力しなくてもよいと感じてしまう
付き合う前には、相手に好かれようとたくさん努力をしますよね。ですが、付き合うことが決まると、途端に手を抜きやすくなるのも人間の性。「もう相手とは相思相愛だから大丈夫」と安心してしまうのです。
努力が必要なのはむしろ付き合ってから。相手と自分の差をみつけながら、少しずつ距離を縮めていくことが大切なのです。自分では手を抜いていないつもりでも、相手に手抜きしていると思われたら失敗ですよ。
■決まり事を作り過ぎる
「朝は必ず起きたらLINEしてね」とか「忙しくても月に1回はデートしようね」など、付き合い始めてから約束事を決め過ぎてしまうのもよくありません。相手を縛っているつもりはなくても、こんな風に約束が増えていくと、相手は次第に不自由さを感じるようになるのです。社会人同士の恋では、お互いに相手を信じて少し放任でいる方が、恋は長く続きますよ。
やっとの思いで交際まで進んだのなら、なるべく長く恋愛を続けたいはず。そのためには、相手も自分も無理をしないことが大事です。そして、寛大な心で相手との違いを楽しめたら、ずっと仲良しカップルでいられますよ。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。