アイドルグループ・V6が今年11月1日に解散することがわかった。ジャニーズ事務所の公式サイトが3月12日に発表。森田剛は退所し、残りのメンバーは事務所に残りソロで活動する見通しだ。
公式サイトによると、解散のきっかけは森田の「これからの人生、ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい」という発言。メンバーは森田の思いを尊重し、話し合いを重ねた結果、解散という結論に至ったようだ。
同日更新の「文春オンライン」では、森田の知人が「森田にはかねてから役者業に専念したいという強い思いがあり、周囲にジャニーズに所属したままではできない仕事にも挑戦したいと打ち明けていた」と証言。2018年3月に結婚した女優の宮沢りえも森田の独立を後押ししたという。
今年後半以降、役者としての森田の活動が見られそうだが、実はものすごい演技力の持ち主だった。
「97年の『毛利元就』、2012年の『平清盛』などNHK大河ドラマの出演経験があり、舞台では11年、宮本亜門が演出し米ニューヨークで上演された『金閣寺』に主演しています。役者としての実績は申し分ないでしょう。演技で特に驚かされたのは、16年に公開された主演映画『ヒメアノ~ル』でした。森田は猟奇殺人犯という難役に挑戦。暴行、放火、ひき逃げ、メッタ刺しなど、内なる狂気を発露させる凄絶な演技が絶賛されました。過去に森田の主演作品を手掛けた劇団☆新感線主宰の演出家・いのうえひでのり氏は『それにしても森田剛は凄い。闇が演じられる稀有な俳優だ』と大絶賛。共演のムロツヨシも『淡々と狂気めいた演技をしていて』と振り返り、『相手役ができて光栄でした』と感謝の言葉を述べていました」(芸能記者)
役者としての森田の本格活動が楽しみだ。
(石田英明)