嵐の活動休止前と以後で櫻井にどんな心境の変化が起きたのか──。櫻井翔の“変心”について報じたのが、さる3月9日に発売された「女性自身」だ。
櫻井は4月放送開始のドラマ「ネメシス」(日本テレビ系)では女優の広瀬すずとW主演を務めるのだが、これが嵐休止後初の俳優業。2019年9月に「ノーサイド・ゲーム」(TBS系)の最終話に友情出演しているが、連ドラとしては2017年の10月期放送の「先に生まれただけの僕」(日本テレビ系)以来3年半ぶりとなる。
これまで数々のヒットドラマに出演してきた櫻井だが、同記事によると世間のイメージとのギャップに悩んでいたという。
櫻井は「news zero」(日本テレビ系)でのキャスターや音楽番組での司会といった仕事が中心。“真面目な役割”というイメージのため「櫻井くんってまだドラマとか出るの?」と知り合いに言われたこともあると本人も明かしている。
しかし、嵐の活動休止を機に転機が訪れることになる。
これまで櫻井は嵐の活動と並行して「news zero」の下調べなどに時間をかけていたため、連ドラは基本的に避けるようにしていたが、グループとしての活動休止に伴い挑戦できる余裕が生まれたという。実際、昨年から櫻井は親しいテレビ関係者に「休止中は俳優業も含め、どんな仕事でもやらせてもらいます!」とアピールしていたとか。
ネットでは《活動休止中だからこそ色々なお仕事に挑戦出来ると思います。新たな自分が探し出せるかもしれません。どんな仕事も応援しています》《時間的な制約が少しは緩くなったと思うので、これからもいろんな翔くんを見せてほしいです》《櫻井さん案外、貪欲ですよね(笑)。新しいことに挑戦するのはいいことですよね、頑張って下さい》など応援の声であふれた。
「櫻井は新ドラマだけでなく1月に始まった自身のレギュラー番組『1億3000万人のSHOWチャンネル』で、初回放送ではバック転に挑戦するなど、今年は今までやれなかったことをやろうという意気込みを感じます。『ネメシス』についてのインタビューでも『連続ドラマってやってると自分の中でキャラクターが走り出して、現場で“あっ、こんな動きしちゃった”みたいなことが起こってきたりする。自分の中の風真(という役)がどう育っていくか、どう広がっていくかというのが楽しみ』と語っており、久々にじっくり取り組む俳優業を満喫しているようです。嵐休止は良い意味での“切り替え”になっているかもしれません」(芸能記者)
バック転にしろドラマ出演にしろ、櫻井にとって今年は挑戦の年なのだろう。
(柏原廉)