春といえば“いちご”や“桜”ですよね!
この季節になると、春らしいビュッフェにお出かけしたくなります。今年も各ホテルで開催されていますが、その中でも、“斬新ないちご料理”が登場するビュッフェと、お花見シーズンにぴったりの“桜をモチーフにしたメニュー”がずらりと並ぶビュッフェを紹介しましょう。
■東京ベイ東急ホテル『ベイサイドストロベリーフェア2021』
千葉県浦安市にある東京ベイ東急ホテルでは、2021年3月6日~5月5日まで『ベイサイドストロベリーフェア2021』を、バンケットルーム「オーシャン」にてランチと土日祝日のディナー限定で開催中。実はこのビュッフェ、いちごのスイーツだけでなく、いちごのキッシュや窯焼きピッツァ、いちご入りの四川風麻婆豆腐やカレーなど、斬新ないちご料理がこれでもかと登場しているんです。
ホテルの料理長である片之坂亨さんによると、「今回はいちごを洋風、和風、中華の料理に使用しており、いちごと料理の組み合わせや意外性を味わってもらいたい」とのこと。使用しているいちごは福島発の新品種「よつぼし」で、名前の由来は“甘み、酸味、風味、旨味”の4拍子がそろっているところからきているとか。これは期待大ですね。でも、いちごの料理って、正直美味しいのか不安。試食してみた感想を少しだけお届けしますね。
「いちご入り 四川麻婆豆腐」は、辛そうな麻婆豆腐の中に、大きめのいちごがたっぷり! ピリッと山椒が効いた本格的な味だけど、やわらかくなってほんの少し酸味のあるいちごが、辛さを少し和らげてくれます。意外にも、いちごがまったく麻婆豆腐の邪魔をせず、とても美味でしたよ。
「天ぷら盛り合わせ(鮮魚・薩摩芋・椎茸・青味)、いちご天ぷら、いちご塩」では、いちごが衣をまとって揚げられていて何とも不思議な感覚に。食べてみると、薄めの衣の中で温かいいちごが口の中に広がります。フレッシュな酸っぱい野菜の天ぷらのようなイメージで、フルーツ感はそれほどなく、意外な美味しさ。
全体的に、料理のクオリティがとても高く、いちごとの組み合わせも研究され尽くされているように感じられ、すべてとても美味しくいただけました。
■グランドニッコー東京ベイ 舞浜『さくらスイーツブッフェ』
同じく千葉県浦安市にあるグランドニッコー東京ベイ 舞浜では、2021年3月27日~4月4日の期間、オールデイダイニング「ル・ジャルダン」にて、桜スイーツや料理を楽しめる「さくらスイーツブッフェ」を開催。桜の季節にちなみ、卒業・入学などをテーマとした祝祭感あふれる桜スイーツや、桜を使用した料理が登場するというから、何かのお祝いにぴったりかも。
その名の通り、どれも桜のフレーバーやモチーフを使用したスイーツが出そろうとか。実演コーナーで提供される「さくらと苺の春パフェ」や、桜フレーバーのクリーム入り「さくらロールケーキ」、桜風味の餡と甘酸っぱいフルーツのハーモニーが楽しい「さくらあんみつ」の他、「さくらシフォンケーキ」「さくらモンブラン」「さくらゼリー」など、約25種類のスイーツは見た目や香りなど、五感をフルで満たしてくれるものばかり。
さらに注目なのは、この時季だけの桜を使ったメニュー。「ローストビーフ さくら香るオランデーズソース」や、「真鯛のカルパッチョ仕立て さくら風味」などは、私たちの舌も心も満たしてくれそうです。
いずれも期間限定、春にしか味わえないビュッフェなので、気になる人は要チェックですよ。