毎月のPMS(月経前症候群)に悩まされていませんか?
人によって症状は異なるといわれますが、中でも頭痛は代表的なものとして挙げられるようです。このPMS頭痛、どのように対処することができるのでしょうか。
■頭痛の種類によってそれぞれに対策を
産婦人科医の池下育子さんの著書「PMSの悩みがスッキリ楽になる本」(東京書籍刊)によると、PMSの頭痛には緊張性頭痛と偏頭痛の2種類があり、それぞれ対処法が異なるのだとか。緊張性頭痛の場合は市販の鎮痛剤を飲んだり、リラックスして自律神経を休めたりすることで緩和するそうです。偏頭痛の場合は頭部を冷やすとある程度治まりますが、この場合、頭痛薬は効かないそうです。
■利尿作用のある食材を食べる
食べ物を変えてみるのも一つの方法です。ゼリア新薬工業による『知ろう、治そう、PMS【月経前症候群】』によると、頭痛や腰痛、むくみがひどい場合は塩分やアルコールを控え、利尿作用のある食べ物を食べるといいのだとか。ビタミンEを含む、乾燥豆や木の実、全粒の食品などがいいそうですよ。
PMSの頭痛ではこれらの対策を行って、もし改善しないようなら婦人科を受診するのもよいでしょう。