コロナ禍で“ご自愛消費”が増えているといわれています。
おやつの定期購入サービス「snaq.me」などを提供するスナックミーが2021年1月、25~59歳の男女670人を対象に実施した調査で、「コロナ禍の過去半年間で自分自身への心と身体をいたわるためのご自愛消費をしたか」と聞いたところ、「した」と回答した人は86%にも上りました。
ご自愛消費をするタイミングとしてとくに多かったのは、「気分転換をしたいとき」(44%)と「精神的にストレスを感じたとき」(43%)だったようです。また、ご自愛消費をする目的は「自分へのご褒美」(44%)、「日々の楽しみを増やすため」(41%)がトップ2となりました。
そして、過去6ヵ月間に行ったご自愛消費には注目です。上位5位をみてみましょう。
第1位 スイーツやお菓子などおやつ(68%)/第2位 ランチ(38%)/第3位 ディナー(29%)/第4位 洋服(25%)/第5位 趣味に関するグッズなど(25%)
やはり、もっとも“ご自愛”できるのはスイーツやお菓子などのおやつのようですね。その他、ランチやディナーにも自己投資をしているようです。
実際、女性たちはコロナ禍を受けて、「ピザのデリバリーを一週間おきに」「ストレスでコスメ類を爆買い」「落ち込む気持ちをアゲるためにセールの服を大量買い」といったものに消費したとネット上で告白していました。
この“ご自愛消費”、罪悪感を覚えながらも、心が満たされれば自身のご褒美にもなるようです。自分の欲求とは上手に付き合いながらも、たまにはこんな消費の仕方もよいのではないでしょうか。