宮藤官九郎作・演出の舞台、大パルコ人【4】マジロックオペラ「愛が世界を救います(ただし屁が出ます)」が8月に東京・PARCO劇場で行われ、女優ののんが出演することが明らかになった。
「パワフルでスリリングな舞台を世に送り出す大パルコ人は、宮藤の所属する劇団『大人計画』とパルコが共同プロデュース。今回は2044年の渋谷、2022年の渋谷、2033年の池袋に続き2055年の渋谷を舞台にした第4弾。村上虹郎、三宅弘城、荒川良々、藤井隆らとともに、のんが2013年に放送された朝ドラ『あまちゃん』(NHK)以来、初めて宮藤作品に出演するとあって、話題になっています」(芸能事務所関係者)
のんも「大パルコ人に呼んでいただけて、うれしい気持ちでいっぱいです。『あまちゃん』の時に、宮藤さんの脚本でお世話になりました。今回の宮藤さんのプロットがぶっ飛んでいてびっくりしました」とコメント。このビックニュースを耳にしたファンからは、「うおー! きたきたきた! のん×宮藤官九郎×PARCO劇場!」「やっとクドカンの舞台で見られるのね。のんちゃんに合ってる」「ドキドキワクワクバクバクです。嬉しい~」など、喜びと期待のコメントがネット上に書き込まれている。
「のんは『あまちゃん』で大ブレイク後、活動方針を巡って所属事務所と衝突。以後、仕事が激減していましたが、音楽活動やアニメ、CMで実績を積んで来ました。知名度を活かして岩手県、岩手銀行、神戸新聞など地方の自治体や企業から、近頃はラクスルやユニクロなど、少しずつ活動の幅を広げています」(芸能ライター)
のんは昨年、映画「星屑の街」でヒロイン役を演じ、さらに映画「私をくいとめて」で主演。しかも「あまちゃん」で「潮騒のメモリーズ」を結成した橋本愛とも共演するなど、本格復帰に向けて確実にステップアップしてきた。
「あまちゃん」でのんを一躍ブレイクさせた宮藤の作品で、完全復帰への第一歩となるのか。成り行きに注目だ。
(窪田史朗)