「週刊文春」が4月15日発売号で報じた、フジテレビの女性アナウンサーによる「ステルスマーケティング」疑惑について、4月22日発売の同誌が続報を掲載している。
それによるとステマ回数1位は「めざましテレビ」MCの井上清華アナの計45回。無料サービスの金額は、約90万円。2位は「めざまし8」MCの堤礼実アナで、計18回。3位は「ノンストップ!」MCの三上真奈アナで計15回。名前の挙がった7人の合計は100回以上、総額200万円相当のサービスを無料で受けていたという。
だが、本人たちに反省の色はなく、野島卓アナウンス部長が、問題の美容室に出向き“火消し”に走ったから騒ぎになった、と愚痴るアナもいるらしい。
この一連の報に対し、ネットからは「社内規定を守ったアナウンサーと守れなかったアナウンサーを交代すべき。真面目なアナウンサーが損したらおかしい」「一般消費者と違う特別なサービスを受けることを前提に、アナウンサーとしての名声を利用してお店の宣伝に一役買うことをしたのならステマでしょう」「フジテレビの女子アナはタレント気取りで、本業のアナウンス力の向上に努めているとは思えない。だから、こういうことを平気でやるんだろう」など厳しい声が書き込まれている。
「フジとしては“ステマ行為はない”と言うしかないですよ。主要な番組を担当しているアナを一気に処分したら、ステマを認めたことになり、番組構成がひっ迫するのは自明の理。だから、ステマ疑惑のアナたちは生放送をしているにもかかわらず、ひと言も触れない。これでは、イメージは悪化するばかりです」(週刊誌記者)
フジに吹いたステマ疑惑風。同局がどう収束させるのか注視していきたい。