放送中のドラマ「イチケイのカラス」(フジテレビ系)で「イチケイ」こと東京地裁第3支部第1刑事部の部長裁判官・駒沢義男を好演中の小日向文世。今や日本を代表する名バイプレイヤーだが、俳優を目指すようになったのは22歳と比較的遅く、4月13日放送の「踊る!さんま御殿!!3時間SP」(日本テレビ系)では、ゲスト出演していた中村雅俊から「小日向は僕の付き人だった」と明かされたばかりだ。
2000年に三谷幸喜演出の舞台「オケピ!」で演じた「とぼけたピアニスト役」がフジテレビのプロデューサーの目に留まり、2001年1月期放送の木村拓哉主演ドラマ「HERO」(フジテレビ系)で勝村政信演じる江上検事の検察事務官・末次に大抜擢され現在に至るが、小日向はこの時47歳。典型的な「遅咲き」と言えるだろう。
そんな小日向には6月で25歳になる俳優の息子・小日向星一がおり、4月16日に最終回を迎えたドラマ「地上波特別版 70才、初めて産みますセブンティウイザン。」(NHK)では、父・文世が演じる江月朝一の青年時代を演じるという共演を果たしている。
「実は小日向親子が共演したのはこれが2度目。初めての共演は2018年にオンエアされていたいすゞ自動車『エルフ』のCMで、先輩サンタクロースと後輩サンタクロースとして出演していました。親子共演NGという役者が多い中、小日向親子は珍しい存在なので『イチケイのカラス』でも今後共演することがあるかもしれません」(女性誌記者)
次なる親子共演作品が待ち遠しい。