昨年10月にバイクと接触事故を起こして以来、表舞台から姿を消していた俳優・伊藤健太郎が、4月27日に配信された「デイリー新潮」の取材に応じて“ひき逃げ事件”の真相を明かし、注目を集めている。
伊藤は昨年の10月28日の夕方、渋谷区の交差点で車をUターンさせた際、対向車線からきた2人乗りのバイクと接触。車を止めずに通報を行わず、現場を離れる動きを見せたことでひき逃げと疑われた。その理由について伊藤は「時刻は夕刻でしかも高架下と暗いこともあり、交通量の多さや自分の乗っているランドクルーザーの大きさを考えて、その場に止まるよりも明治神宮外苑アイススケート場のほうに回って戻ってくるほうが安全だと判断した」とコメント。しかし「通報や救護に間に合わなかったという意味でも、やはりあの時すぐに止まるべきだった」と後悔の念をにじませた。
また、伊藤に対して後に東京地検は不起訴処分としたものの、この事故を受けてすでに撮影済みのドラマやCMの一部がお蔵入り。所属事務所関係者によると、損害賠償請求額は一時7億9000万円にものぼったと報じている。
しかし、この事件で影響を受けたのは、伊藤だけではなかった。
「恋人と言われる女優でタレントの山本舞香も自動車メーカーのCMに出演することが決まっていましたが、“伊藤の彼女”というイメージが強いために急遽見送りに。とんだもらい事故になってしまったと昨年11月に配信された『週刊女性PRIME』では報じられていました」(女性誌記者)
さらに「女性自身」によれば、山本は家族や所属事務所から伊藤と別れるように説得されたものの、「仕事も恋愛も自分で決めます」と決別を拒否。“酒断ち”までして伊藤を支援していると報じている。
山本は現在、4月期の深夜ドラマ「コタローは1人暮らし」(テレビ朝日系)に出演中。伊藤を支える根性が、女優としての成長の糧になるかもしれない?
(窪田史朗)