竹野内豊主演ドラマ「イチケイのカラス」(フジテレビ系)の第7話が5月17日に放送され、平均視聴率は13.6%をマークした。
前回の6話では、主人公の入間みちお(竹野内)が弁護士から刑事裁判官になった理由が明かされた。それは、入間が12年前に弁護を務めた被告人が無期懲役の判決を受け、無実を訴えつつ自死。冤罪をなくすには、自らが判決を下す立場になろうとしたのだ。
この判決を下したのは、現最高裁判所判事の日高亜紀(草刈民代)だった。そして、この判決の裏には、国税庁OBの志摩総一郎(羽場裕一)と検察庁のある思惑があった。
入間は自死した被告人・仁科壮介(窪塚俊介)の無罪を明らかにするため、妹の由貴(臼田あさ美)に再審請求を勧める。法廷で、直接対峙することになった入間と日高。日高は「あなたは裁判官失格」と、入間に言い放ったが、そこにはある意図があった。次長検事の中森雅和(矢島健一)から真実を引き出すためだった。
この展開に視聴者は「急展開!」「草刈民代。役柄は残念と思ってたら、やっぱりカッコいい!」「日高さんのどんでん返しよかった」など大喝采となった。
「しがらみや偏見、先入観に一切とらわれない入間の姿勢に、視聴者はどんどん引き込まれているようです。今話は、日高と対立関係にありながらも、最後に日高は正義を貫いた展開も『カッコイイ』と絶賛されました。今後は、さらなる敵が何なのか、明らかになっていくようです」(テレビ誌ライター)
後半に向けて、盛り上がりを見せる同ドラマ。今後の展開が楽しみだ。