俳優の石田純一が5月22日に自身のYouTubeチャンネル「じゅんちゃんねる」を更新し、過去の不貞が原因で娘・すみれがイジメられていたことを明かした。
この日、石田は「【炎上覚悟】全部本音でぶっちゃけます」と題した動画をアップし、石田の発した言葉として世間に浸透した『不貞は文化』との言葉の真相について説明。冒頭、石田は「“元祖不貞”とか言われるんだけど」と切り出し、不貞は「俺が発明した訳でも、初めてやった訳でもないんで」と語り始めた。
かつてモデルの長谷川理恵との不貞が発覚した際、記者から詰問された石田は「これまでの文化や芸術は不貞の恋愛からもできている」といった主旨のコメントを残したところ、スポーツ紙によって「不貞は文化」と要約されてしまった経緯がある。以降、強烈なインパクトを放つそのフレーズが石田の言葉として一人歩きし、家族には大きな悪影響があったという。
石田は娘で女優のすみれについて、「聞いたことあるんですけど、学校で『(不貞は)文化の子』って、随分イジメられたらしいんです」と告白。すみれからは「ごめんねパパ、今いろいろと逆らったりして。でも反抗期の時、パパは居なかったからね」とも告げられたとし、一方で「でも、子どものための人生でもないし。『お父さんの人生も色々とあって。でも寂しい思いをさせちゃってごめんね』って伝えましたね。それは笑いながらとかじゃないんで」と過去のやり取りを神妙な表情で振り返った。
「石田は、スタッフから不貞がバレた時に子供にはどのような言葉をかけるかを質問され、『“ごめん”とかそういう感じですかね』と回答。『自分の息子だったら、同じ男だから言いやすい』としながら、娘については『すごく許せないっていう反応になるかもしれないじゃないですか』と懸念し、逆に、『お母さん側について、お母さんを慰めてね』と声をかけるだろうと話していました。石田の一連の発言内容から、子供に対する親としての責任や思いやりが全く感じられないとして、ネットでは『子供のための人生でもないですしって酷いな。自分の落ち度以外の理由でいじめられる理不尽と、その悔しさや悲しみを全くわかってない』『イジメはよくないが石田純一の責任は重い』『お母さんを慰めてねって、自分のやったことなのに子供にこんなことを頼む神経がわからない』『子供のための人生じゃない。凄い衝撃。きっとろくに子育てしてこなかったんでしょうね』などの批判が続出。現在の妻でゴルファーの東尾理子や、すみれ、息子で俳優のいしだ壱成らがこの発言をどのように受け取るかをもう少し考えるべきだったといえるでしょう」(テレビ誌ライター)
動画の中で、石田は「不貞を否定したがる気持ちもわかる」としながら、「それを全否定したら、結局、世の中から芸術作品が9割方なくなっちゃうっていう。そういうことですよね」「小説やオペラなんかにしてもほぼ全部不貞の話」とも表現した。
そのタイトル通り、“炎上覚悟”な持論を展開し、視聴者を始め、身内からもドン引きされそうなトークを披露した格好だ。
(木村慎吾)