初代スポーツ庁長官・鈴木大地氏が5月26日放送の「めざまし8」(フジテレビ系)に出演し、巷で嘆かれる“ガッキーロス”についてコメントしている。
この日の放送では、5月19日に女優・新垣結衣との電撃婚を発表した俳優・星野源によるニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」での肉声結婚報告を取り上げた。
“ガッキー”との愛称で親しまれ、そのキュートなルックスから男性人気も高かった新垣。星野との結婚が一斉に報じられると、彼女の独身卒業を悲しむ声が続出し、「ガッキーロス」なる喪失感が各地で叫ばれた。
異性人気の高い独身タレントが結婚を発表した際にたびたび巻き起こるロス現象だが、同番組で水曜日のコメンテーターを担当する鈴木氏はこれについて「ロスとかっていうのは、たぶん自分がその人と結婚できると思ってたんですかね?」とコメント。素朴な疑問を投げかけ、MCの谷原章介からは「誰にも渡したくなかったんじゃないですか?」との説明が入ると、鈴木氏は「あ、そういうことですか! なるほど」と返し、腑に落ちた様子を見せた。
「人気タレントの結婚後、ネットを中心に勃発するお馴染みのロス現象に対し、ストレートすぎる感想を口にした鈴木氏。ネットでは同氏が抱いた素直な疑問について、『ド正論』『激しく同意』『正直なんでもかんでもロスって言い過ぎ』との共感が寄せられると同時に、『結婚したいではなくて、心の拠り所だったって話だよ』『結婚できるなんて最初から思ってない。ファン心理をおわかりになってないですね』『“誰のものでもない”が“誰かのものになる”ことがロスの原因なんだよ。“俺のものにならない”ではない』『なるほど。この人があまり好かれていない理由がわかった様な気がします』などの反論が集中する結果となりました。
また、鈴木氏の言い回しについても『下に見られているようで嫌な気分にはなる』『この人に小馬鹿にされる筋合いはない』との指摘が散見。新垣の嫁入りに複雑な心情を抱くファンにとって、鈴木氏の素朴な疑問は耳障りなものとなってしまったようです」(テレビ誌ライター)
2016年に放送されたTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」での好演により、そのアイドル的人気をさらに高めることとなった新垣。鈴木氏も同作を鑑賞すれば、たちまち彼女の虜となり、「ガッキーロス」現象のメカニズムを理解することができるかもしれないのだが。