日々の掃除を小まめに行えば、頑固な汚れに発展せずに後々の自分をラクにする……ということは分かっていても、掃除に時間を割く気になれず手付かずになっていませんか?
そんな面倒な掃除、他の用事や行動の“ついで”に同時進行で行ってしまうのがオススメです。次のように取り組むと、掃除時間を捻出せずに取り組めて時短になりますよ。
■歯磨きしながら洗面所や洗濯機周りの掃除をする
水回りの掃除は、別の用事があるときに一緒に済ませてしまいましょう。歯磨きだけでなく、メイク、ヘアケア、タオルの交換時なども、ササッと掃除を済ませるチャンスです。1回で全て終えようと思わず、洗面所周りに行くたびに少しずつ取り組むようにすると、1日の中で効率よく進めることができます。
■夫や子どもを見送る際に玄関を掃除する
玄関にホウキとちりとりを常備しておき、朝家族を見送る際にサッと掃き掃除を。目立つ汚れが乾燥した砂や埃のみの場合はちょっと掃き掃除をするだけにし、頑固な汚れが目立つ場合は他の家事の合間などに“ていねいに掃除する”予定を組みましょう。同時に玄関の外の様子も見て、掃除が必要かどうかチェックすると、汚れがこびりつく前に対処しやすいですよ。
■テレビを見ている間に洗濯物を畳む
乾いた洗濯物の山は視界に入っているけれど、洗濯物を畳む決心がつかずに後回しにしてしまう……。洗濯物を畳むことだけに時間を割くのはもったいなかったり、毎日大量の洗濯物を畳んでいると意外と負担が大きかったりして、モチベーションが下がりやすいですよね。
そこで、テレビを見ている時間など、両手が空くお楽しみタイム“だけ”に「洗濯物を畳む」と決めてしまいましょう。家族で一緒にテレビを楽しんでいる場合は皆で協力すると短時間で終わらせることができ、そのまま各自の部屋に持ち帰ってもらえるので便利です。
掃除場所に“向かう”という意識や時間を節約することで、掃除の導線がスムーズになります。毎日行う行動と紐づけておくと、掃除のし忘れも防ぎやすくなりますよ。どんな行動と同時に済ませれば自身がラクになるか、ぜひ試してみてくださいね。
(Nao Kiyota)